老化を遅らせるには「少食」に尽きる - 年を取りたくない人の健康法

長生きする人に大食家はいない。

昔から、僧侶やヨガ行者たちは、
１００歳ぐらいまで生きる人が多い。
精進料理の毎日で長生きをする。
精進料理に健康食の原点があります。
一般的に現代人は、
食べ過ぎの傾向にあります。

特に禅宗関係では、
厳しく食事制限をしています。
満腹になるまで食べたりしません。
要するに「少食」なんです。

でもその修行が、
老化を遅らせ、
長生きできる秘訣になります。

なぜ、「少食」がいいのか？
体で感じる内容を見ても
少食はおすすめです。
食べれば食べるだけ、
体はだるくなるし、
眠たくもなります。
食べることで疲労回復どころか、
かえって疲れがたまるようになります。

食べ過ぎると、便秘にもなりやすく、
不健康の元を作ります。

病気になった時に食欲がなくなるのは、
免疫力を強くするための、
体の防衛のための自動制御作用です。
食物を消化させるために
体は大変なエネルギーを消耗するからです。
病気と闘うエネルギーが足りなくならないようにするためです。

逆に「少食」ですと、
体のだるさが取れます。
それは、血行が良くなり、
全身の細胞が活性化するからです。
ですから、免疫力も高くなり、
がん細胞も抑止してくれます。

長寿を目指すなら、
まず「少食」ということです。